10/10[CS1]○千葉マリーンズ 4-0 福岡ホークス● [2007マリーンズ]
いざ札幌へ!
今年のマリーンズの攻撃。打てば単打、走れば各駅停車。
となればフォアボールで出塁→満塁にならない程度にランナーためて→タイムリーで得点。という形を狙うしかない。
全てはフォアボールが鍵になるわけですな。今回のCS、スポーツニュースではマリーンズ対ホークスの対戦成績を表にして出していましたが、ほぼ互角な数字の中、フォアボールの数だけはマリーンズが上回っていました。
さてさて、泣いても笑っても1st最終戦。
DHコーイチさんではなくタスクさんでした。
マリーンズ先発は成瀬投手
ホークス先発はスタンドリッジ投手
さあ試合開始!
試合は両投手とも素晴らしいピッチング。時折出るランナーも、ホークスはバント失敗やダブルプレーでチャンスを潰します。
マリーンズも単打はでますが後が続きません。ホークスのセカンド本多選手の守備が良かったですね。
さて5回オモテ、ホークスはこの回先頭の大村選手がヒットで出塁。続く多村選手は
送りバントのサイン?確かに1点勝負ですが、ここで送りですか。うーん。確かに次はブキャナンですけどね。
結局、バント失敗→バスターで打った打球はショートゴロダブルプレー。マリーンズにとっては助かりました。
6回ウラの攻撃前。マリーンズベンチ前に輪ができます。
先頭の今江選手の打球は、セカンド本多選手に阻まれ1アウト。
続くTSUYOSHI選手がセーフティーバントの素振りで仕掛けてフォアボールをget!
すかさず2盗。セカンドでは、微妙にピッチャーの視界にはいる様に3盗を試みる素振りをみせます。
結果、左打者の外角へのボールが多くなり、早川選手・福浦選手もフルカウントからフォアボールをもぎ取ります。
さあ、満塁でサブロー選手登場。
走者一掃のスリーベース!
ここでピッチャースタンドリッジ投手から水田投手へ交替。
フラッグテーマが流れます。バッター里崎選手。インプレー中の旗振りかぁ。まずいなぁ。またバット投げちゃう?と思ったら、初球投球時にチャンステーマに切り替わり一安心。
2球目。
スクイズ!手であわせるだけでなく、しっかりバントして4点目!
いやー。濃いイニングでした。
この試合、プレッシャーのかかる場面で、成瀬投手がどのような投球をするかに命運がかかっていたと思います。
正直、試合前はちょっと辛いかと思いましたが恐れ入りました。
ホークスは川崎選手が9回に出塁。盗塁も決め中軸に繋ぎますが、最後のバッター松中さんがサードフライに倒れゲームセット。成瀬投手見事に完封勝利。
ベンチ前のハイタッチで、小林宏之投手がホッとした表情をしていました。
イチバンデスネ
MVPサブロー選手
ありがとう成瀬投手。
まだまだ千葉で試合が見たいぞ。
どうでしょう。ファイターズ投手陣を打ち崩すのは難しいでしょう。頼みの綱のフォアボールも難しいかもしれません。
でも何か、今のマリーンズは勝ちに行くための手段を理解している選手が、シーズン中よりも増えているような気がするんですよ。札幌で何かが起きることを期待したいと思います。
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